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2016年7月27日水曜日

定電流電子負荷の実験 その2 (まだかなぁ~?)

こんばんは。最近工作意欲が戻ってきたのでハンダ付けが捗ります。
最近引きこもっているだけなのであまり変わったことが起きず、おもしろくありません。

昨日の電子負荷をパワーアップする続きです。
回路図↓
 制御部分は前回と同様で、パワー部分が変更してあります。D1415(ダーリントンでhFEは高い)と二個のD113でドライバ段を強化しました。電力的に許せば40Aくらいは投入できるので、D113のhFEを10とするとベース電流は8個のD113で合計4Aです。なのでD1415には0.4Aほどしか流れず、放熱板無しでもなんとかなりそうです。とあたかもこれを目論んでいたやうに書いていますがD1415は放熱器に取り付けてみたので正直ドライバ用のD113はいらなかったかもしれないです。パワトラの回路設計がよくわからないのですがドライバ用のバランス抵抗として33Ωを入れています。一応最終段のD113の電流は5%以内ぐらいのばらつきで収まっているようです。前回記事で無負荷時にベース電流が~などと言っていましたがダーリントンしてるトランジスタのコレクタを全部まとめたので関係なくなりました。これにより飽和電圧がちょっと上がってINにかけていい最小電圧が若干上がったかもしれませんが、どうでもよいです。前回記事でOUTだったところが今回INなのはなかたが記事を書いたら直そうと思います。そう、実はこれも(題名通り)催促記事なのです。

ドライバ用のバランス抵抗(茶色いの)とドライバ用のトランジスタD1415を追加して動作確認を行っているところ。今回は一発で動いたのでよかった。

 無理やり付けています。これがショートしそうで怖い><と思った人は普段まともな工作してると思うので安心してください。単に非怖がりな人はすいません。

 15A試験中の様子。電圧は12Vなので180Wです。ヒートシンクから出てくる風はまだ涼しいです。

電源を変更して限界を試そうとしているところ。ATX電源の一系統当たりの電流が17A程度に制限されているので二系統パラっています。

 (電源が)ほぼ限界時の0.3Ωの両端電圧(V)です。トランジスタ一個当たり4.17Aくらいで8パラなので33Aくらいです。1.3Vくらいまでは上げれますがフッと落ちることがあったのでこれくらいが安定動作の限界です(電源の)。電子負荷はと言うと放熱器から出てくる風はそこそこ熱風ですがまだもう少し余裕がありそうです。限界は450~500Wくらいでしょうか。

とまぁなんとか実験は成功みたいです。ケースに入れたりはめんどくさいので多分しませんがこれからの実験でも役に立ってくれることでしょう。

次回は早速これを使いたいのでスイッチング電源関係の記事になると思います。

それでは、今日はこの辺で。

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