10月中に部屋を片付けてしまう予定だったんのですが片付かなくて笑っています。
今回は題名の通りFBTを駆動してみます。
読んで欲しい方
・どうしてもFBTを1石で駆動したい。
・どうしてもFBTの1次側を共振させたい。
・どうしても電源電圧を高くしたい。
・どうしても555を使いたい。
たぶんいませんね。
面倒なのでいきなり図です。
共振型のFBT駆動回路を考えました。
LC並列共振の理想の電圧印加タイミングはLの電流の0クロス点です。
そこで、FBTの巻線を2つ使用し片方は励磁用、もう片方は電流検出に使用しています。ゼロ電流になった後はまた正弦波状に電流が上昇していくのでその上昇端で左のトランジスタをONさせ、555をトリガし、所定のON時間した後ターンオフの繰り返しです。R1の抵抗値とC2でON時間を変えられますので可変抵抗にすれば出力が調整できそうです。あんまり大きくすると素子の耐電流を超えてしまうので注意しましょう。
書き忘れましたが、R2と並列に100pFくらいのコンデンサを入れるともっとZCSに近くなって良い感じになります。R2の抵抗値は電流検出用の巻線によるのですが、1k~10kくらいの間で最初の一発以降スイッチングが続かないようなら小さくしてみると良いでしょう。
これも書き忘れていますが、電源投入後スイッチングが始まらないと思うので(致命的仕様)Qと並列に押し釦スイッチでも付けてやってチョン押しすると始まると思います(適当)。
L1はFBTの出力短絡時(放電させている時とか)に過電流が素子に流れて火柱が上がるのを防ぐ奴です。数十uHとかでよさそう。
C2はFBTの1次コイルの共振用でFBT内蔵の1次コイルを使用するなら100n~300nくらいのを使用するといい感じに20kH付近で発振してくれます。図で102って書いちゃってすいません(作り直せ)。
動作中の波形です。
↑のでは定数ちょっとイマイチで微妙な感じですが、大体ZCSしてくれるはずです。
素子が許すならAC100V突っ込むとそれなりにアーク放電したりします。FBTの出力オープンなら消費電力はかなり小さいですね。さすが並列共振。
FBTのピンですが
95割くらいの確率でFBTの1次側は赤2ピンです。電流検出用のコイルは適当に1次側に導通が無いコイルをテスターなりで探しましょう。
コイルの巻き始めと巻き終わりがわからない問題がありますが、スイッチングさせてみて判断しましょう。異常な周波数で発振するようなら逆にしましょう。ミスると共振せずに素子がアッチッチになてアラ~なことになるので弱めの電源で試そう。
試したところでは、ATX電源に入ってた素子でアーク4cmくらいでしょうか。共振電圧が高い割に全然電圧が出ませんのでもうちょっと改良が必要ですね。いつもの書く書く詐欺になるかもしれませんがこの記事は続きを書く予定です。
Web拍手反応
>クチビル^^
^
>わい!
わ
>おっぱい…
アノードキャップ貼ってそう
>トリックオアトリート
トリートメント^^
>お守り可愛いですね
これはなかたくん宛かな…
>いますよ
>いますよよ
>いませんよ
いる、いないのデューティ比2/3だから右半身とちょっとくらいが現れてそう。
>33x33=999だとおもってそう
一瞬考えたけど9999やで
>わい!
お名前入力してもいいですよ
>KKTすき
>です
FEL研究室ご優待券とか発行したあげたい(無い)。
●お知らせ(?)●
先日アクセス数が15000を突破しておりました。いつもありがとうございます。
当ブログも開始して3年と半年ほど経過いたしました。
さて、FEL研究室はなかたくんと私の2人で運営しておりますが、これまでの製作物等を見ましてもそれぞれ別々に活動しているようです。
これでは「集まっているだけ」「FEL"研究室"の意味ある?」などと言われかねないということで、何度か共同製作をしようという話は上がっておりました。が、特に何も起きず今まで通りそれぞれ工作をしておりました。
そこで、共同製作ではなく、作ったもので勝負しようという案が出ました。
例えばコイルガンなら初速が速いほうが勝ち!など、勝負形式にすることでモチベーションを維持しようという試みです。勝つための創意工夫も技術力の向上に繋がるだろうとうことで。
協議の結果、第1回はマルクスジェネレータを製作し、その威力で勝負することになりました。
威力と言ってもなかなか計測が難しい部分もありますので、最終的には何か投票のようなシステムを使って客観的に判断して貰えたらなあと思っておりますのでその際はよろしくお願いします。
現在なかたくんと私で絶賛製作中ですが、お楽しみのために途中経過は上げない予定です。
対決(?)は冬休み、1月か2月頃までには行いますのでもう暫くお待ちください。
それでは、これからもFEL研究室をよろしくお願いします。
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